
今回は、 英語を使用した仕事に約10年以上携わっている、Kさんに英語学習法について紹介してもらいます。
海外に出て働きたい!という方は必読です!
TOEIC(トイック)勉強法-単語力で800点を取る

今回は、TOEIC(トイック)800点を取りたい!!という方を対象に私が実践した勉強方法をご紹介します。スキマ時間を有効活用して単語力を伸ばすことにより英語力を高める勉強法です。勉強する時間がなかなか取れないという方にもおすすめできる勉強方法です。
TOEIC(トイック)スコア800点は仕事や留学で有利
TOEIC(トイック)800点は世間一般的に英語上級レベルとみなされます。そのため、就活や転職の際に履歴書に書くとライバルに差を付けられます有利です。最近では、企業のグローバル化が進んでおり、就職面接でTOEIC(トイック)の高スコアがあることをアピールすると、即戦力としてとても好印象を持たれるでしょう。
また、留学に行った際にも、現地の人達や、他国から来た留学生と英語でコミュニケーションを取る時に、自然に会話することができるでしょう。
私が実践したTOEIC(トイック)勉強方法:単語を徹底的に覚える

単語力がUPすると、リスニング&リーディング共にスコアがUPします。理由を説明します。
TOEIC(トイック)の試験はリスニングが45分間、リーディングが75分間だからで、その間に200問を解かなければなりません。 つまり、1問あたりにかけられる時間は約30秒と、とても短いです。そのため、英語を聴いて(読んで)から理解するまでのスピードが非常に重要になります。
途中で分からない単語が多数出てくると、その意味を推測するために非常に多くの時間がかかってしまい、高得点は望めません。
単語力が高ければ、頭の中で瞬時に英文の意味を理解できるようになり、余裕をもって問題をとくことができます。その結果、スコアが大きくアップします。
また、単語力にはスピード以外にもメリットがあります。そもそも出題される英単語の意味を全て知っていれば、文法は多少わからなくても内容が理解できるというメリットです。
単語の意味さえ理解できれば、文法については、中学生レベルの文法で問題ありません。極端に言ってしまえば、単語力を高めるだけでも、 TOEIC800点を取ることができます。
また、選択肢を選ぶうえでも単語力は役に立ちます。TOEIC(トイック)の典型的な問題で、問題文との単語の言いかえを、選択肢に含めるというものがあります。
そういった問題が出た場合に、英単語の意味や使い方をしっかりマスターしておくと、試験途中で迷うことなくスムーズに問題が解け、無駄な時間をかけることなく次の問題に進めるでしょう。
一度つまずくと時間的にも精神的にも次の問題に影響してしまい、特にリスニングのパートでは問題を聞き逃してしまい、悲惨な結果となってしまうことがあります。そういった失敗を避けるためにも、単語を覚えるという作業は大変重要です。
次節から、私が実際に行った「単語力を鍛える勉強法」を説明します。
Weblio単語力診断で単語力を鍛える
私は、英単語を覚えるためにWeblio単語力診断で勉強していました。
Weblio単語力診断 TOEIC(トイック)® L&R目標スコア別診断テスト
この診断テストは、5段階に分かれていて、それぞれ470突破対策、600突破対策、730突破対策、860突破対策、950突破対策があります。ご自身の現在のレベルに合わせて始められます。
選択形式の25問で1問を10秒以内に答えます。1回のテストはたったの約2分半で完了します。1日わずか10分~15分でも、毎日続ければかなりの勉強量になります。
選択肢には似たような意味を持つ英単語や使い方が違う英単語が出てきて、それらを見分けるコツが身に付きます。瞬時に英単語の意味を思い出し、選択肢から見分ける能力が身に付きますので、一問一問に時間をかけずに済み、効率よく単語を身に着けることができます。
通勤時間や休憩時間など手の空いた10分~15分を活用してゲーム感覚で英単語を覚えられるので、苦にならず楽しく続けられます。
英単語をすぐに覚えるのはなかなか難しいので、根気よく向き合っていくことが必要です。そのために私が行き着いた勉強法の一つです。
英語も、日本語と同様に言葉なので使わなければ忘れてしまいます。一気に長時間勉強するよりも、毎日コツコツと少しずつ勉強する方法の方が私には合っていました。日本語の漢字を忘れるのと一緒です。毎日、少しでも英語に触れることによって英語能力は上がると思います。
スマホアプリを活用して単語力を鍛える

最近は、スマホのTOEIC(トイック)アプリがあります。ご自身で気に入ったものをダウンロードしてみるのも良い勉強方法です。沢山のアプリがあるので色々試してみると良いでしょう。私は、単語用のアプリと、模擬試験のアプリを使って勉強していました。単語を勉強して時間が余っていたり、飽きてきたら模擬試験を解いてみようかなといった形で臨機応変に自分の勉強したいパートからやっていました。模擬問題や過去問題を解いて試験に慣れておくことが大切なのですが、やはり重点を置くべきは単語です。あくまでも、単語をやって次に模擬試験や過去問題をパート別にやります。
アプリの良い点は、時間制限があることです。アプリを使用しない場合は、必ず時間制限を設けて模擬問題や過去問題を解いてください。時間がない中で、正確な回答をしないとTOEIC(トイック)上級レベルの800点は取れないので、必ず時間を計るようにしてください。
実戦で単語力を鍛える(TOEIC(トイック)公式教材)
私が使っていた教材は「公式TOEIC(トイック)® Listening & Reading 問題集 6」です。
ETS(Educational Testing Service、教育試験サービス)が制作した公式教材で、テスト本番と全く同じ公式問題集となっていて、リスニングCDや、マークシートの回答用紙も付いています。自分で正答数をチェックすると、参考スコアの範囲が分かりとても便利です。
私は、このTOEIC(トイック)公式問題集を3回ぐらい繰り返し最初から最後まで通して勉強しました。その中で間違った問題については解説をよく読み、理解して、次のミスにつなげないようノートに書き留めました。そうすると、自分の新しい単語帳&文法ノートが出来上がります。そのノートを自分のスキマ時間に眺めて、覚えるようにしていました。
英字新聞やインターネットで英語ニュース で単語を身に付ける
実際、英字新聞やインターネットで英語ニュースをチェックしているとTOEIC(トイック)で出題されている英単語をよく目にします。TOEIC(トイック)は、ビジネスコミュニケーション能力を測る試験ですので、普段から英語で情報を取るようにすれば自然とTOEIC(トイック)で使える英語力が身に付きます。また、実際に使える英語力も鍛えられ一石二鳥なので、私は毎日英語ニュースをスマホやインターネットで見ていました。今でも、毎日欠かさず英語ニュースをチェックしています。
本が聴けるアプリAudible(オーディブル)でリスニング対策

リスニング力については、洋書を聴いてリスニング力を鍛えています。洋書をどうやって聴くのかというと、Amazonのaudibleというアプリを使います。
無料体験が可能で、無料期間終了後は月額1500円で、本1冊が購入可能です。絵本のような簡単な洋書から上級レベルの洋書もあります。一度、本で読んだことがあっても文章無しで音声を聞くとリスニングの勉強になります。ビジネス本だけではなく、沢山のジャンルの本があるので選ぶ本によってはTOEIC(トイック)の単語を重点的に勉強できないかもしれませんが、リスニングのスピードに慣れるためにおススメです。
最後に~TOEIC800点を取るために重要なこと~
TOEIC(トイック)800点を取るためには、出題単語は全てマスターすることが必要です。
TOEIC(トイック)で800点以上を取る人は、ほぼ全ての出題単語を当たり前にマスターしているものです。最低限単語をマスターしておけば、最後の問題の時間が無くて終わらなかった、リーディングのパートで選択肢に迷った、ということがありません。
時間切れで点数を落としてしまうなんてもったいないことにならないよう、今回紹介した勉強方法で、英単語を全てマスターして本番に挑んでみてください。そうすれば、確実に800点を取ることができるでしょう!
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